【写真】高文連九州大会県予選 大賞ほか受賞 九州大会出品決定
結果:
本校から、大賞1点・特選1点・佳作1点が選出されました。
生徒コメント
髙木 理那
創作写真を撮影することが趣味でその中の一枚です。今年の春頃撮ったポートレート写真で、被写体は私の友人です。セーラー服は学生を、狐面で顔を覆うのは本心を隠していることを表しました。 思春期のアイデンティティの喪失、本当の自分がわからなくなってゆくあの感情です。「取り繕い」は万人受けしにくいと思うけれど、私の表現したかった人間味のある印象深い写真になることができたと思います。
カメラを持ち始めて約一年数ヶ月、スナップをはじめとし、いろいろな分野に触れましたが、中でも創作ポートレートは自分の世界観の表現が出来るのでもっとたくさんの人に魅力を知ってもらえたらと思います。
私の夢はいつか誰かの小説の表紙を飾ることです。
生徒コメント
髙山 詩
人間の記憶容量は、写真に換算すると約五億四千万枚だと言われている。それでは、高校生としての約千九十五日を換算すると何枚になるだろうか。写真は、その瞬間の記憶と感情を残せる魔法の紙であると、私は思っている。
デジタル化が進み、手元に形として残るものが減っている今の時代において、写真をカメラで撮り、印刷して残すことはもしかしたら貴重なことなのかもしれない。
きっと、いつかは忘れてしまう今の記憶も感情も、スマートフォンに残しているアルバムが万が一消えたとしても、この魔法の紙切れ一枚で、ノスタルジーの色を流れ星のように頭の中に蘇らせる。今しか残せないこの気持ちを、その瞬間を残すべく、私は写真を撮り続けたい。
大賞に選ばれた1点は、12月に大分県で行われる九州大会に出品されることになりました。
また、大賞1点・特選1点は、12月に九州産業大学美術館で開催される県大会写真展で展示される予定です。
応募総数は5873点で、そのうち大賞10点・特選20点・佳作50点ということで、選んでいただけたことを大変嬉しく思います。
生徒コメントを追記しました。2023.9.11