突き抜けろ!やりたいことを応援する奨学金
「JET-ENGINEプログラム」とは、城東生の「やってみたい!」を応援するプログラムです。
校内の公募で集まった企画は書類審査や面接審査を経て最終審査でプレゼンテーションを行います。
10人の審査員が各プロジェクトに資金を投資し、目標金額に達した企画が採用となります。
2022年度 第一期[ JET-ENGINE PROGRAM ]採用決定企画
成層圏紫外線環境利用・エアロゾル回収実験機 S-AREA
Ⅰ類特別選抜 2年/安田遥翔・中原悠太
30kmの上空へ気球を飛ばして
地球温暖化の原因を探る!
私たちが考えたのは、ヘリウムガスで満たした気球を大気圏内30kmの上空へ飛ばし、2つの実験・研究を行うプログラムです。
1つは、「大気中のエアロゾル回収と成分分析」です。高度別に回収したエアロゾルの組成や成分ごとの分布を調べ、地球温暖化への影響を調査します。エアロゾルが地球温暖化に影響しているとは言われているものの、どんな成分がどう影響しているのかはよくわかっていません。そこでより具体的に調査し、分析結果を地球温暖化対策に活かそうと考えています。
もう1つが、ドライフルーツの生成です。生のフルーツを気球に積み込み、低温度で紫外線が強力な高高度でドライフルーツを作ります。地上で作るドライフルーツと、味や成分などを比較します。
現在、九州大学のサークルの方にアドバイスをもらいながら、プロジェクトを進行中。気候が安定していて気球の回収を行いやすい9月下旬、愛媛県で行われる大学の実験に参加させてもらい、実際に海上で気球を飛ばす予定です。
気球製作のミーティングを行う様子
最終審査でのプレゼンテーション
上下左右に動くエレベーターの模型製作 そこから広がる新たな未来の可能性
電子情報科スペシャリストコース 3年/佐藤凌平
私が考えたのは、高齢者や身体の不自由な方が、病室から異なる階の治療室へ行き来する際に、苦労を伴わずに移動できるエレベーターです。病室のすぐ前でエレベーターに乗り、治療室の前で降りることができれば…という思いで「上下左右に動くエレベーター」を発想しました。今回は、卓上サイズの模型製作に取り組みます。
高校生の新青春SDGs
高校生団体 FUNNY Ⅱ類特別選抜 3年 大山義斗・犬塚心音・木下心菜・ゲトワリサ・三宅涼太・矢作渉大(計6名)
Z世代をターゲットにした、SDGsに楽しく取り組んでもらうための企画です。制服を着た生徒が仲良く海の清掃を行う「夏の思い出×SDGs」、デニムを着た若者がカッコよく農業に取り組む「FJファーム」のイベントを実施予定。活動の様子は「SNS映え」を念頭に撮影し、オシャレに編集してSNSで発信します。
その他応募プログラム
テーマは自由! 君も城東で挑戦してみませんか?
●途上国教育支援団体の立ち上げ
●ずっと先の時代まで残る「等身大」の高校生の映画をつくりたい など
自分らしい未来へ挑戦する準備
生徒一人一人の将来の夢を実現するために、城東高校では生徒全員を対象に独自のキャリア教育を実践しています。
1年生の早い時期から取り組むことで、様々な体験を通して生徒の学習意欲向上や進路選択に役立てることができます。
総合的な探究の時間
「何のために学ぶのか」を考え、
課題発見・解決能力を身につける授業。
「総合的な探究の時間」は、これから社会で求められる「思考力・判断力・表現力」や「主体性」を、教科横断的な学びによって身につけることを目的とします。協働的学習・調査と、結果のまとめ・表現などの各方法を学び、「何のために学ぶのか」を考えます。2022年度からは、全学年・全コース対象の授業となります。
大学見学
福岡大学へ訪問!
普通科Ⅱ類2年生を対象に、福岡大学へ大学訪問を実施しています。講義を受けたり、キャンパス内を見学したりすることで、大学生活をイメージするきっかけに。進学意欲を高める行事を用意しています。
出張模擬講義
大学の講義を高校で体験!
普通科Ⅱ類特別選抜・Ⅱ類の2年生を対象に、様々な大学の先生方をお招きして、出張模擬講義を実施しています。どのような学問を学びたいか、より具体的に考えるきっかけをつくっています。
その他のキャリア教育
進路選択を応援するイベントがたくさん!
生徒一人一人の将来の夢を実現するために、城東高校では生徒全員を対象に独自のキャリア教育を実践しています。
1年生の早い時期から取り組むことで、様々な体験を通して生徒の学習意欲向上や進路選択に役立てることができます。
他にも、「SDGsの勉強会」「トビタテ留学JAPAN」「日本の次世代リーダー養成塾」など、校外での活動イベントもたくさん紹介しています。
進路研究会(2年/9月)
様々な現場で活躍中のプロフェッショナルを招き、実際の仕事を知ることで、職業に対する理解を深めます。自分の適性に合っているかどうかを熟考したうえで、自分の将来像を描くことができます。
よのなか研究会
放課後の時間を使って、多くの分野のプロフェッショナルを招いてワークショップを開いています。学年やコースに関係なく参加でき、生徒同士で疑問や課題を出し合い、テーマへの理解を深めます。
校内大学説明会(3年/7月)
九州の大学だけでなく関東・関西の大学も多数参加いただいており、大学担当者から直接話を聞くことができます。学びの内容、学生生活を知ることで、志望大学選定などに役立てます。
オープンキャンパスツアー
大学のオープンキャンパスに参加するイベント。熊本大学・長崎大学のオープンキャンパスには貸し切りバスで参加。3月には東京・京都へのオープンキャンパスツアーも実施しています。
生徒コメント
校外活動にも参加してみよう!
次世代リーダー養成塾に参加しました。私は「信頼があり早い決断ができる人」が理想のリーダーだと思っていましたが、それだけでなく、柔軟な発想力やコミュニケーション能力などの要素も、リーダーとしての大切な要素だと感じました。このイベントでは他校の高校生とも仲良くなることができ、仲間もできました。自分の価値観や考え方を変えてくれた魅力的で最高なイベント活動の体験談を聞くことができますよ♪
世界へ飛び出せ!城東グローバルコンテンツ!!
城東高校には生徒たちが海外文化に触れるチャンスがいっぱい。
人々と交流しながら視野を広げ、グローバルな感性を磨くことができます。
国際交流プログラム
城東高校主催!
- *グローバル通信
- *韓国領事館訪問
- *留学のすゝめ
- *留学デザインプログラム
- *エクアドルオンライン交流会
- *台湾領事館訪問
- *アメリカ領事館訪問
- *第2回留学デザインプログラム
- *English Challenge(略称:Eチャレ)
- *箱崎モスク訪問
- *世界と日本の架け橋クイズ「COMPETITION」
- *香港オンライン交流会
- *オンライン講演会Fromベトナム
- *World Vision Japan オンラインセミナー
- *ニュージーランド中期留学(3か月)
- *ニュージーランド語学研修(15日間)
留学・国際交流
ニュージーランド語学研修 中期・長期留学
希望者を対象に、ニュージーランドでの2週間の語学研修を行っています。1家庭に1人のホームステイ、現地校教師による授業、フィールドワークなど充実した内容です。日本の文化を現地の生徒に紹介するイベントも行います。3ヶ月コース・1年間コースの留学制度もあります。2週間、語学学校で英語力をUPさせてから現地の高校に通います。
国内外のプログラムに参加
「トビタテ ! 留学JAPAN」や「青少年アンビシャスの翼」などのプログラムを通して多くの生徒たちが海外での研修に参加しています。また、国内でも福岡市で30年以上続く国際交流事業である「NPOアジア太平洋こども会議・イン福岡(APCC)」の活動にボランティアとして多数の生徒が参加しています。
生徒コメント
ニュージーランド語学研修
春休み期間の2週間、ニュージーランドのオークランドにある「マウントロスキルグラマースクール」で語学研修を実施しています。現地では、ネイティブの先生による「ESOL」という英会話の授業を受けるほか、生活をサポートするバディ(高校生)のクラスに入って、生物、歴史、プログラミングなど、現地の生徒と机を並べて様々な授業を受けます。
英語力と共に、
対応力やコミュニケーション力が向上。
ニュージーランドの高校で授業を受け、ホームステイしながら現地の生活文化を体感する毎日は、とても楽しかったです。英語だけを使って学び、生活するため、リスニングやスピーキング能力が向上し、英語を学ぶ意欲も高まりました。また、海外での生活を通じて、様々な状況に対応できる能力、誰とでも積極的に交流できるコミュニケーション力も身に付けることができました。
学校のバディとパチリ
修了式の様子
広がる国際交流
交流を深めてきた世界の国や地域
- ●カナダ
- ●アメリカ
- ●ブラジル
- ●エクアドル
- ●韓国
- ●ベトナム
- ●中国
- ●ニュージーランド
- ●フィリピン
- ●香港
- ●台湾
- ●マレーシア
- ●タイ
- ●モルディブ
- ●ロシア
- ●フランス
- ●ドイツ
- ●ジブチ
生徒コメント
Stanford e-Fukuoka イングリッシュキャンプ
「Stanforde-Fukuoka」は、福岡県が在福岡米国領事館と連携し実施する異文化理解教育プログラムです。オンラインで英語の講義を受講し、英語でのディスカッションやプレゼンテーションにも取り組みます。「イングリッシュキャンプ」は、在福岡米国領事館と西南学院大学との共催で、SDGsの関心のある目標についてリサーチとディスカッションを行い、改善策などを発表します。
グローバル活動に積極的に参加!
将来は世界を舞台に活躍したい。
留学や国際的交流などに関心があったので、1年次からグローバル活動に積極的に取り組みました。2年次には、「Stanford e-Fukuoka」と「イングリッシュキャンプ」にも参加。この活動で、英語で自分の意見を伝える能力がさらに高まったほか、SDGsに関連する「他国の実情を知りたい」という知的好奇心や、将来は世界で活躍したいという思いがより強くなりました。
ニュージーランドのバレーサークル
学校の皆と!
大学とワンキャンパスだからできる学び
同じキャンパスの福岡工業大学で最新設備を使いながら、高校生は大学生が行う授業を受け、
専門的な知識と技術の習得を目指します。
i-STEM 独自の高大連携教育
i-STEMとは、S科学、T技術、E工学、M数学に、i情報を加えた福岡工業大学独自の高大連携教育の一つです。大学生と実験をする中で、問題解決能力を身につけながら専門的な知識と技術の習得を目指します。大学生、高校生双方にとって深い学びのある、福岡工業大学の附属高校ならではの教育システムです。
Mathematicaを用いた計算やグラフの描画方法の学習など
再生医療についての学習、ウサギの細胞を用いた細胞培養など
空気圧駆動のロボット制御
身近なものでつくる光通信装置
AIプログラミング
化学材料の開発体験と電子顕微鏡観察
数式処理
【i-STEM】で福岡工業大学の研究を体験。
大学で学ぶ意欲が向上しました!
福岡工業大学の学生の方から授業を受けることで、大学での研究の内容や雰囲気を知ることができます。いくつかの研究チームに分かれ、私は光と電気信号を音に変換する実験をしています。高度な研究の一端に触れたことで、大学で学ぶ意欲がいっそう湧いてきました。
クラスも部活動も、みんながつながる高校生活!
城東高校には勉強に励みながら、部活動にも力を注ぐ生徒が大勢います。
その中には両面で優秀な成績を収める生徒もおり、充実した高校生活の実現、
また生徒自身の成長にもつながっています。
部活動は青春
城東高校では多くの生徒が部活動に励んでいます。「日本一を目指したい!」という目標を持つ生徒や、「クラスメート以外にも同じ志を持つ仲間が欲しい」など、みんなで青春を感じたいという生徒のニーズに応える部活動が揃っています。部活動に所属する魅力の一つは、「他コース・他学年とのつながり」です。今まで出会えなかったような友人が増え、高校生活がさらに充実したものになります。
Monday Chance
城東高校では2017年より毎月第1・3月曜日を「Monday Chance」と呼び、すべての部の活動を休みとしています。生徒はこのMCの日に、じっくりと勉強したり、自分の課題に取り組んだり、新たな可能性を広げるイベントに参加したり、趣味を充実させたり、ボランティア活動を行ったり…と、思い思いの活動に取り組んでいます。生徒が主体的にMCの過ごし方を考え、それぞれの活動を通して学校生活にアクセントをつけています。
環境活動
環境ニュース
学校から地域、そして地球へ貢献できる環境活動を目指して
城東の環境活動と貢献を目指すSDGs
生徒会環境部
生徒会環境部がリーダーシップを取り、学校全体で環境への取り組みを行なっています。環境活動の企画・運営、環境活動に関する掲示物の発行、環境活動の情報発信や発表などを通して、学校全体の環境意識の向上と2030年に向けたサスティナビリティへの貢献を目指します。
環境活動
美化チェック
生徒の清掃意欲、美化意識を高めることが目的に学校環境の維持のため、美化チェックを実施しています。
美化チェックは毎月決められた曜日に各クラスの環境委員が中心となり、清掃状況やロッカーなどの整理整頓が出来ているかをチェックする環境活動です。チェック項目ごとに点数をつけ、表彰を行っています。
これまでは紙に手書きで記録していましたが、今年度からはiPadを利用しオンラインアンケートツールを活用した効率の良い美化チェックを行うことで紙の使用量を削減させることができました。
掃除の指針は「城東高校掃除ガイドライン」を作成し、全校生徒に共有しています。これにより曖昧であった細部の掃除も行き届くようになり、心地の良い学校生活を送ることができています。
ラブアースクリーン
ラブアースクリーンは地球環境の保全や学校周辺の地域貢献活動の一環として行っている活動です。
学校周辺の清掃活動の他、新宮海岸や和白干潟、立花山など様々な場所で清掃活動を行っています。
生徒コメント
年に数回、学校周辺の地域の清掃活動を行なっています。参加する人数も多いので広範囲を清掃でき、多くのゴミを回収することができます。毎回200人を超える生徒が地域に貢献し環境を守る取り組みを自ら行なっています。
昨年度からラブアースクリーンは、コロナウイルス感染対策のため参加人数を制限し、検温や手指消毒を徹底して行なっています。
ムーンライトデー
ムーンライトデーは城東高校ならではの行事です。発足当初は「月に一度、満月の日に職場や学校から早く帰ることで電力消費を減らし、環境意識を高める日にする」という目的がありました。実施から15年経ち、実施方法については少しずつ変更を加えてきました。現在では「環境意識を高める日」として生徒会環境部の生徒が中心に環境啓発活動を行っています。
ゴミの分別
城東高校では環境ステーションという場所でごみを20種類に分別しています。分別後は資源ごとにリサイクルを行っています。
雑がみ回収ボックス
城東高校では福岡市の紙資源の分別の取り組みの一環として校内に雑がみ回収ボックスを設置し、紙資源のリサイクルに力を入れています。
生徒コメント
燃えるゴミとして捨てられていた雑がみを減らすとともに紙資源のリサイクルについて生徒に知ってもらうため、昨年度から実施を開始しました。廊下に設置しているため生徒同士の接触を避け、コロナ禍でも気軽に環境活動ができます。
環境だより
環境だよりは環境問題や生徒会環境部の活動についてまとめた新聞です。
「環境だよりを作ることで城東生に環境のことを意識して知ってもらおう!」という声から作成を始めました。
情報発信
城東高校の環境活動を多くの人に普及・啓発し環境への意識を高めていくために、「イオンeco-1グランプリ」に参加。活動報告についてまとめることで自分たちの活動をより見直すこともできました。
また、HPにも活動の様子を掲載しています。ぜひご覧ください。