卒業生メッセージROUTE

進学編 令和5年度合格実績

OB・OG
東京外国語大学
【国際社会学部中東専攻】
太田 真央さん
普通科Ⅰ類特別選抜
(箱崎中学校出身)

中東地域について学び
外交官になる夢を叶える

城東高校には社会とつながれる課外活動への参加がしやすい環境が整っています。私が参加した中で一番印象的だったのは「ガザ・パレスチナ問題について元国境なき医師団日本の会長と考える」というイベントです。外大に進学し中東に関して学びたいと考えていたので、インターネットで調べる情報ではなく、実際に現地を訪れ活動されている方の声を聞き、質問を投げかけるという貴重な経験になりました。これをきっかけに、より中東地域に対して学習意欲が高まり、同時に課題を知ることもできました。幼いころから変わらず、将来の目標は外交官になることです。政治や経済体制の違いを越えて、日本と海外をつなぐ役割を担いたい。そのために大学では語学に加えて国際社会についてもしっかり学びたいと思います。

OB・OG
神戸大学
【法学部法律学科】
山下 沙菜さん
普通科Ⅰ類特別選抜
(日の里中学校出身)

100人以上との出会いから
進路に対する考え方が変わった

進路決定において価値観に最も大きな影響を与えたのが、学校外で社会とつながる活動に参加したことです。九州大学の研究活動「QURIESプログラム」や、森・川・海の名人を訪ねて一対一で「聞き書き」する「聞き書き甲子園」に参加。それらの活動を通して100人以上の人と出会って刺激を受け、自分の中に「理系クラスだから理系の学部に進学することが当たり前」という固定観念があることに気が付きました。そこから「理系科目に力を入れて学習してきた自分だからこそ輝ける文系分野がある!」と考えるようになったのです。そうして選んだ道が法学部です。法によって新しい価値を適切に保護し、次なる価値の創造を促進したい。大学では多角的な視点から法について学び、将来は知的財産に特化した弁護士になりたいです。

OB・OG
関西大学
【政策創造学部政策学科】
安部 晋司さん
普通科Ⅱ類
(久山中学校出身)

課外イベントをきっかけに
進路を政策分野に決めた

私は高校在学中に40以上の課外活動に運営・主催として関わりました。中でも進路活動に生きたのは、「i-GIP」という医療課題解決の長期イベントです。ほんの少しの興味から参加したのですが、このイベントで政策提言を考えたことをきっかけに、大学の進路を政策分野に決めました。課外活動は受験だけでなく、自分自身の成長にも大いに役立ったと感じています。ビジネスリテラシーやコミュニケーション能力、プレゼン能力はすべて課外活動によって習得し、磨かれたものです。入学当時の自分が今の自分を想像できていたかというと、答えは「NO」です。課外活動によって、自分の知らない自分に出会うことができました。将来の具体的な目標はまだ定まっていませんが、誰かの人生を豊かにできるような人になりたいと思っています。

OB・OG
熊本大学
【工学部土木建築学科グローバルリーダーコース】
神田 苺香さん
普通科Ⅱ類特別選抜
(多々良中学校出身)

さまざまな選択肢をもとに
先生と会話し進路を決めた

小学校からずっと夢だった建築士。しかし、いざ進路を決めるタイミングでは「本当にその道に進んでいいのだろうか」と悩みました。高校3年の夏まで進路が決まらず、いろいろな可能性をもとに担任の先生とたくさん会話を重ね、土木建築学科に進むことを決めることができました。大学の面接では体育祭で応援団長を務めた経験をアピールしました。城東高校では行事はもちろん、普段の生活やボランティア・グローバル活動などで自分の強みを探すチャンスが多くあります。1年生からさまざまな活動に積極的にチャレンジすることが大事です。将来は建築の面から世界の防災・減災力を高めていきたいと思っています。災害が多い日本だからこそ、その経験を活かして世界中に新しい防災対策の発信ができると思います。

OB・OG
広島大学
【文学部人文学科】
古賀 照大さん
普通科Ⅰ類
(志免東中学校出身)

受験前は自習室で勉強
同級生の頑張りが励みに

吹奏楽部の活動をしながら勉強時間を確保するのが難しく、どれだけ頑張っても1日3時間が限界でした。でも時間が限られているからこそ、効率良く勉強できたと思います。塾や予備校に通う余裕がなかったので、いつも高校の自習室「J-LABO」で勉強していました。まわりの同級生が机に向かう姿を見るとモチベーションが上がり、集中力も高まりました。中学時代から世界史が好きで、高校の教科書や授業だけでなく、さまざまな大学の論文や図書館にある歴史書を読み、自分なりに情報を整理していました。それが大学の論文試験や面接に役立ったと思います。インターネットで国際問題のニュースを見て、国際問題に対して正しい理解のある人材を育てたいと考えるようになりました。将来は高校で世界史を教えることが目標です。

OB・OG
中央大学
【国際経営学部国際経営学科】
吉田 ファルハさん
普通科Ⅱ類特別選抜
(大川桐薫中学校出身)

授業でプレゼンテーションを学び
資料作成やプレゼン力がアップした

チアリーディング部での活動を通して、常に周りを見て先を見据えることを学びました。また、授業ではパワーポイントを使ってプレゼンをする機会が多くありました。私は最初プレゼンテーションが苦手で、とにかく「やれば終わる」とだけ心の中で唱えながら取り組んでいたんです。でも、資料を集めたりしながら、知らなかった知識を習得できることがどんどん楽しくなりました。入学時よりプレゼン力やパワーポイントのプレゼン資料の見やすさが格段に上がったと感じています。この力を就職後も生かしていきたいです。大学卒業後は輸入関連の会社に就職して経験を積んで、最終的には起業してハラールフードを日本のコンビニやスーパーなどに展開し、もっと消費者の身近なものにしていきたいと考えています。

OB・OG
長崎大学
【工学部工学科電気電子工学コース】
河野 顕汰さん
電気科スペシャリストコース
(警固中学校出身)

高校で電気の大切さを学び
大学では電気工学を専攻

城東高校の工業に関する学科では、第一種電気工事士や第三級シーケンス制御技能士など、独学で取得するのは難しいような資格にもチャレンジできます。質の良い補習が充実していることが、城東高校の魅力の1つだと思います。私は、推薦入試で長崎大学を受験し合格することができました。推薦入試では志望理由書が必要になるのですが、先生が何度も添削してくださったり、勉強の分からないところを教えてくださいました。進路に長崎大学の電気分野を選んだのは、高校時代に電気の大切さについて学んだことが大きいと思っています。今後、電気自動車など、さまざまなものが電動化さてれいく時代に突入し、人材の需要は高まっていきます。電気分野の高度な知識をつけ、業界に大きく貢献できる人になりたいです。

OB・OG
福岡教育大学
【中等教育教員養成課程 中等教育プログラム音楽専攻】
濵﨑 あいさん
普通科Ⅱ類特別選抜
(新宮中学校出身)

先生方との出会いをきっかけに
音楽教師という目標を見つけた

私が音楽科の教員になるという進路を決めたのは1年生の時です。当時はまだ受験に必要なスキルも知識もなく、何から手をつけたらいいのかわからなかった私を、音楽の先生が合格まで導いてくださいました。音楽が好きという気持ちを忘れ、伸び悩んだ時期もありましたが、先生方やともに頑張る仲間の存在があったからこそ、自分の進むべき方向性や将来への目標を見失わずに受験に臨むことができました。また、吹奏楽部では演奏技術の向上だけでなく、人として大きく成長することができました。最高の仲間とともに音楽を創り上げることができて幸せだったなと感じています。大学進学後はさらに音楽と向き合い、知識や経験を深めていきたいです。将来は、多くの生徒に対して音楽の素晴らしさを伝えていきます。

OB・OG
九州工業大学
【情報工学部情工2類】
長野 堅斗さん
電子情報科スペシャリストコース
(古賀中学校出身)

部活動で大学の先輩の話を聞き
 「自分に合っている」と確信

2 私が九州工業大学への進学を決めたのは、ロボットプログラミングの部活動がきっかけでした。3年生のときに出場した世界的なロボットコンテスト「WRO」の予選大会が九工大で開催され、そこで九工大生と話をする機会があったのです。もともと1年生のときから「九工大に行けたらいいな」と何となく考えていたのですが、話を聞いて「九工大は自分に合っている!」と確信。それから九工大を目指すことを決めました。高校在学中に大学とこのようなつながりができることも、部活動の魅力だと思います。私が選んだ入試方式は、全6教科の試験があり、不安と焦りでいっぱいでした。しかし、先生方が丁寧に試験問題や面接、レポートの指導など、たくさんのサポートをしてくださったおかけで合格することができました。

OB・OG
西南学院大学
【外国語学部外国語学科】
辰田 ちふりさん
普通科Ⅱ類
(那珂中学校出身)

語学研修がきっかけで
外国語学部に進学

高校ではボランティア活動をはじめ、課外活動にたくさん参加しました。その中でも、自分の進路を決める上でとても貴重な機会になったのが、ニュージーランドでの語学研修です。この研修を通して、自分とは異なる価値観の人たちと数多く交流したことで、もっと自分の視野を広げ、視座を高めていきたいと考えるようになり、外国語学部への進学を決めました。大学では勉強で努力を重ねることはもちろん、学内イベントや留学などさまざまなことに挑戦したいと思っています。また、国籍や性別に関係なくたくさんの人と関わることで自分の可能性を広げていきたい。将来の目標は、旅行会社に就職して日本と海外をつなぐ役割を担うことです。自分の可能性や価値観を広げる機会に多く携わり、成長していきたいです。

OB・OG
福岡大学
【薬学部薬学科】
髙木 瑠央さん
普通科Ⅱ類
(多々良中央中学校出身)

大学で薬学を学んで
新薬の開発に携わりたい

高校では体育祭の応援団やサッカー部を頑張りました。幼少期に体が弱く、薬に頼ることが多かったため、高校2年生の夏から薬に興味を持ち、薬学部への進学を考えるようになりました。目標の大学を早いタイミングから決めておくことで、合格までに必要な学力を逆算しながら予定を立てることができます。私は特に3年生の夏が学力を大きく伸ばせるチャンスだと考えていたので、午前中は補習を受け、午後は7時まで学校に残り自習をしていました。大学で薬学を学び、将来は製薬会社で新薬の開発に携わりたいと考えています。私自身が薬の副作用に悩まされることが多かったために、できる限り副作用の少ない薬を開発できればいいなと思います。そして、私が開発した薬で1人でも多くの人の命を救うことが目標です。

OB・OG
北九州市立大学
【国際環境工学部生命環境工学科】
秋本 楓さん
普通科Ⅱ類

進路に迷って担任の先生に相談
自分に合う大学を教えてもらった

自然豊かな場所で遊んだ体験から、環境に興味があったのですが、特に高校が主催する「ラブアースクリーン」を通して環境への関心が高まり、自主的に学校外の海岸清掃などのボランティアに参加するようになりました。
どんな大学で学べばいいのか迷って先生に相談したところ、自分に合った大学を教えてくださり、国際環境工学部という進路が決まりました。面接練習では毎回違う先生に指導を受けるため、本番さながらの緊張感で練習できてとても有意義な時間となりました
私が住む街には綺麗な川が流れています。そんな美しい景色をどの地域でも見られるようにすることが目標です。大学で環境について学んだ後は、その知識を活かして水質調査に携わり、生態系への負担を最小限に抑えた水質環境の改善にチャレンジしたいです。

OB・OG
九州工業大学
【工学部工学2類】
元岡 孝太郎さん
普通科Ⅰ類
(新宮中学校出身)

大学の講義動画を見て進路を決定
幅広くAIについて学びたい

タブレット端末を使った授業など、先進的な教育システムがあるところが、城東高校の魅力だと思います。そして、生徒たちがとても個性的。クラスの仲間たちとは勉強だけでなく、学校行事も本気で取り組みました。大学を選んだきっかけは、2年生のときに進学指導の一環で大学の講義動画を見たことです。それまではやりたいことが見つからず、進路が定まっていなかったのですが、その時にAIの講義を見て、興味を持つようになりました
こからインターネットで大学について調べて、自分が学びたい分野のある九州工業大学を目指すことを決めました。
来はエンジニアとしてだけでなく、AIをもっと広めて生活を便利にしていくような仕事にも挑戦したいです。

OB・OG
福岡工業大学
【工学部電子情報工学科】
樋口 紗衣さん
電子情報科
(香椎第3中学校出身)

大学で教員免許を取得し
母校の教員になりたい

私が城東高校を選んだのは、多くの資格を取得できると考えたからです。結果的に国家資格である第二種電気工事士や危険物取扱者乙種第四類など計18の資格を取得しました。中でも、危険物取扱者乙種第四類はとても難しかったのですが、先生方の手厚いサポートのおかげで合格できました。また、陸上部の他に「ITプロジェクト」という資格取得を目標とした部活動に所属し、情報系の資格を取得しました。城東高校の部活動は多種多様です。部活動を通してたくさんの仲間と出会い、成長できたと感じています。将来の夢は、母校である城東高校に教員として帰ってくること。大学でも陸上競技を続けながら、工業の高等学校教諭一種をはじめとした資格取得に挑戦します。部活動の顧問である恩師のような先生になりたいです。

就職編 令和5年度合格実績

OB・OG
参議院事務局
宮脇 悠河さん
電気科スペシャリストコース
(古賀中学校出身)

顧問の先生から話を聞いて
公務員になろうと決めた

3年生の時に部活動の顧問の先生から公務員の仕事について聞いたことがきっかけで、公務員を志すようになりました。公務員試験を受けると決めてからは、公務員研究同好会に所属して放課後に講座や模試を受け続け、帰宅してからも毎日必ず1年分の過去問を解こうと決めて勉強に励みました。模試を受けるごとに点数が上がり、自信がついていきました。2次試験の面接対策では、公務員研究同好会の顧問の先生や仲間とともに粘り強く練習を実施。本番では試験官の方から、「元気がいいね」と言っていただき、うれしかったのを覚えています。また、高校3年間で資格をたくさん取得し、資格取得の大切さや楽しさを学びました。今後もさまざまな資格にチャレンジして、参議院事務局の仕事に活かしていきたいと思います。

OB・OG
株式会社 ディスコマニュファクチャリング
養父 蓮斗さん
電気科
(日の里中学校出身)

資格取得と部活動に
全力で取り組んだ

高校に入学した時、資格取得と弓道部を頑張ろうと決め、どちらも全力で取り組みました。先生に指導していただき、第二種電気工事士試験と第一種電気工事士試験に合格。ここまで手厚くサポートしてくれる高校は他にはないのではないかと思っています。弓道部では先生方が他校との試合など成長する場をたくさんつくってくださったおかげで県大会に出場することができました。進路を就職に決めましたが、内定をもらえるのか不安でした。最終的に内定をもらえたのは、先生方が手厚く面接の練習をしてくださったおかげです。社会に出たらわからないことばかりだと思いますが、完璧は求めずに自分らしく成長していきたいと思います。将来は自ら課題を発見し、それを解決していけるエンジニアになりたいです。

OB・OG
トヨタ自動車株式会社
大村 虎之輔さん
電気科
(宮若西中学校出身)

インターンシップに参加し
仕事に対する理解が深まった

車に興味があったため、自動車会社のインターンシップに参加しました。そこで車を拭いたり、車内の清掃をしたりしながら、従業員の方の仕事内容や会社の雰囲気を知ることができました。インターンシップに参加したことで、仕事に対する理解が深まり自分の進路が明確になったと思います。面接試験の前には先生方に声の大きさから話すスピード、座る時の姿勢など、細かいところまでたくさん指導していただきました。いろいろな角度からの質問に対する回答方法もアドバイスしてもらったため、本番では焦らずに自分をアピールできたと思います。内定者研修では「人財」について話を聞きました。「人財とは、会社にとっていなくなると困る必要な存在」と聞き、1日も早く自分もそんな存在になりたいと思っています。

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