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大分大学 出前講義レポート

日時

平成31年3月15日(金) 

 

内容

大分大学主催「理系女性研究者と話してみよう! 聞いてみよう! ~出前型男女共同参画入門講義つき理系女性研究者との座談会~」が実施されました。

これは、男女の別なく誰もが活躍できる社会の実現を目指して毎年行われている大分大学の取り組みです。
大分大学医学部で教鞭を執り、男女共同参画推進室でもご活躍中の大下晴美先生が、以前本校の英語教諭として勤務していらっしゃった縁で、毎年本校でも実施していただいています。

 

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まずは大下先生からの「男女共同参画」とは何か、なぜ必要なのか、に関する講義から始まりました。
日本はまだまだ「男性の多い職場」「女性中心の職場」に分かれていることが多く、さらに女性研究者の割合が先進国の中で最下位。その中で、「ものづくり女子」がたくさんの企業で求められるようになっていること、女性ならではの視点からヒット商品がいくつも誕生していることを学びました。

次は工学部応用化学コースの4年生 宮里美咲さんから、化学を学ぶ「リケジョ」の生活ぶりを教えていただきました。技術職としてバリバリ働くカッコいい女性を目指しているそうです!

 

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続いて理工学部教授 石川雄一先生から、「リケジョ」の就職状況についてのお話。


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ものづくり企業で女子学生が求められていることに加え、女性が経済的に自立し、出産・育児休業を経て働き続けることの大切さが語られました。

今度は科学実験室に場所を移し、サリチル酸メチル(サロメチール サロ〇パスの主原料です)を作る実験で、化学に触れました。
実験を指導してくださったのは理工学部准教授 信岡かおる先生。

 

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おそるおそる実験を進めるうちに、なじみのある臭いが・・・
実験は見事成功。生徒たちは新鮮な体験を楽しんでいました。

最後は、経済学部教授 城戸照子先生、理工学部助教 堤紀子先生もまじえ、全員参加の座談会が行われました。


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理工系の研究や大分大学の魅力や、大学合格の秘訣まで、たくさんのことを学ぶことができる座談会となりました。
この日の講義をきっかけに、城東高校から一人でも多くの女性研究者が巣立っていく日が来るはず。活躍を期待しています!

 


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