【行事レポート】出校日 「命の大切さを学ぶ教室」講演会
出校日 「命の大切さを学ぶ教室」講演会が行われました。
日時
平成27年8月3日(水)
目的
交通事故の被害者遺族の方の講話を聞くことで、将来社会を担う生徒たちに、犯罪被害者への配慮や協力の意識を涵養しつつ、命の大切さと犯罪を犯してはならないという規範意識の向上を図る。
内容
講演会
「命の大切さを学ぶ教室」
【講演者】 山本 美也子 氏 (NPO法人はぁとスペース代表)
【講演者プロフィール(NPO法人はぁとスペースホームページより)】
障がい者も健常者も一緒に楽しく生活できる思いやりスペース作りをめざし、2010年3月「NPO法人 はぁとスペース」を設立。
車いす優先駐車場のマナー啓発運動や、障がい者スポーツの支援などを行う。
設立して約1年後の2011年2月。当時16歳の長男(寛大さん)とその友人を、飲酒運転事故により奪われる。
その直後より「飲酒運転撲滅活動」を始め、命の大切さや、加害者も被害者も作らない事を訴え、講演活動を行う。
地元の小学校では、読み聞かせのボランティア活動を行う。
夫、浩之氏は、車いすマラソンのアスリートとして、世界で活躍。
北京、ロンドン、リオデジャネイロのパラリンピックへの出場。
2013年4月のボストンマラソン優勝。
ジュニア陸上教室を主催し、子ども達の指導も行っている。
サラ忍マン・くのいちOL娘のお二人も来てくださり、とてもわかりやすく講演を進めてくださいました。
講演会の様子
サラ忍マンが福岡県の飲酒運転に関する現状を説明
生徒にインタビュー
飲酒運転事故で亡くなられた寛大さんの仏前に寄り添う、飼い犬「こゆきちゃん」の様子
こゆきちゃんや当時の同級生が出演している飲酒運転撲滅啓発CMのお話などもしてくださいました
「酔っぱらい体験」
かけて歩くと酔っ払った状態が疑似体験できるメガネをかけて、実際に歩いてみました
本人はまっすぐ歩いているつもりでも、フラフラとまっすぐには歩けていませんでした
とてもわかりやすい講演内容と、飲酒運転事故にあわれた当時の様子などをお話いただき、生徒はとても真剣に耳を傾けていました
アルコールについても説明していただきました
最後に、みんなで大きな「ゼロ」をつくり、掛け声とともに、飲酒運転撲滅を誓いました
飲酒運転撲滅ステッカーを全校生徒分いただきました
これからの将来を担う生徒たち、そして大人である私たち教職員も、とても心に響く、そして、「飲酒運転は絶対にダメだ!」ということを今一度心に強く誓う講演でした。
ご協力いただいた関係各所のみなさま、ありがとうございました。