高校生のための模擬選挙が行われました
高校生のための模擬選挙が行われました。
日程:
平成28年3月5日(土)
場所:
福岡工業大学FITホール
内容:
今回の模擬選挙とは、「18歳選挙権」を前に、城東生が中心となり立ち上げた模擬選挙実行委員会の企画です。賛同する他校の生徒さんも加わり、市民団体をはじめたくさんの方々の協力を得ながら、準備してきました。
数ヶ月間の準備期間では、模擬選挙を通して同世代の若者が、政治というものを自ら考え、行動できるようになるために、まずは自分たちが「選挙権を持つということ」「政治に関わるということ」を真剣に学びました。ワークショップや意見交換会、公開討論に向けた渉外活動を重ね、やっと実現した模擬選挙。当日は約500人の高校生と約200人の一般の方が集まりました。
公開討論会は、夏に控えた参院選の実際の候補予定者を壇上に迎え、候補予定者の主張を聞き、質問を投げかけました。高校生主催の討論会は全国でも珍しいそうです。
また、市選挙管理委員会より実際の投票箱をお借りすることができ、生徒達は誰に何を託すのかを自分で考え、模擬投票用紙に候補者名を書き、票を投じました。
選挙権の年齢引き下げの決定に戸惑いを覚えつつも、「難しくてわからない」と政治に無関心な状態から始まったこの取り組みも、18歳選挙権の第一世代として、同世代の若者達に自分たちの「今」は政治に深く関係しているということを自覚させる大きな一歩となりました。
公開討論会の様子。司会進行も生徒が務めました。
壇上の夏の参院選福岡選挙区立候補予定者
主張を聞き、質問を投げかけます。
記名投票を模擬体験
教員コメント:
この度、企画にご賛同いただきご協力を賜りましたすべての皆様に御礼申し上げます。
さて、この「高校生のための模擬選挙」、実行委員の活動は11月末から約3か月もの長きに渡って行われてきました。しかし、企画が産声をあげたのは2015年7月のことでした。実行委員会を支えてくださった皆様に出会わなければ、ここまでのイベントにはならなかったと思います。他にも学生団体のみなさんや青年会議所の方々など、多くの方に支えられて実現した企画です。ありがとうございました。
とはいえ、実行委員の生徒は本当によくがんばりました。右も左もわからない政治の世界に、新たな一歩を踏み出してくれたと、心から敬意を表したいと思います。改めて、高校生の可能性は大人の物差しでは計り得ないということを感じた3か月でした。これからが本当の「始まり」です。高校生のみなさん、「社会」にどんどん飛び出していきましょう!
寺戸
新聞・テレビなど予定
テレビ放映予定
・3月5日(土) NHKニュース 18:45~
・3月7日(月) TNC 18:15~
・3月7日(月) RKB 18:15~
・3月7日(月) TVQ 17:13~
・3月9日(水) KBC 18:45~
・3月15日(火)日本テレビ ニュースエブリ番組内
新聞掲載予定
朝日、毎日、読売、西日本新聞 3月6日(日)か3月7日(月)
上記のスケジュールについては突発的事故やニュースにより中止、変更もありますので、その際はご容赦ください。
その他
今回の模擬選挙は実際の選挙ではありません。投票結果は、夏の参院選後に公開となります。今回の模擬選挙の投票数に関するお問い合わせはお控えいただきますようお願い申し上げます。