第一種電気工事士国家試験 合格者数、合格率ともに全国第1位
令和6年11月22日に行われた第一種電気工事士国家試験の二次試験において、電気科・電子情報科より1、2年生36名が受験し31名が合格しました。
この結果により、合格者数、合格率ともに全国第1位(合格者数31名、合格率86.1%)となりました。
※電気書院調べ・発表 2024年度第一種電気工事士試験(下期)全国高校生合格者ランキング
第一種電気工事士とは、電力会社から6600Vの高電圧で受電するビルや工場に設置する受電電力500kW未満の電気設備の電気工事に従事するための資格です。
生徒コメント
永吉千紘(2-20・篠栗中学校出身)
私は電子情報科ですが、父が電気工事士をしていることや、新たな強みをつけたいという思いから今回2年生になったタイミングで、4月に第二種、8月に第一種の補習に参加しました。
筆記も技能も第一種は第二種とは比べものにならないほどの難しさで、補習の確認テストで不合格になってしまうこともありました。しかし、筆記は解く問題数を増やし、一問ずつ先生に丁寧な解説をしていただき、技能は友達と教えあったり、押さえるべきポイントを教えていただいたりして、同じ目標に向かって取り組む仲間や先生と高め合っていくことができました。
考査の前には勉強との両立など色々な苦労もありましたが、ここを乗り越えた強さをこれからの勉強や部活動、また来年度の受験に活かしていきたいです。
担当者コメント
電気科教諭 前田恒憲
本校が毎年力を入れている国家資格取得のひとつに「第二種電気工事士」があります。この第二種電気工事士に合格した生徒の中から、さらに高圧電圧を取り扱うことができる難関国家資格「第一種電気工事士」を取得したいと希望する生徒を募り、今年度も補習を行いました。
1次の筆記試験(10月)に向けて、夏休み終了後から朝1時間+放課後2時間の補習を行いました。さらに、筆記試験合格者に対して、2次の技能試験(12月)に向けて放課後3時間の補習を行いました。2022年度は全国第4位だった合格者数が、2024年度は全国第1位(合格者数31名、合格率86.1%)という本校の実績において過去最高となりました。
これも一生懸命に頑張った生徒の成果だと思います。これに留まらず、今後も様々なことに頑張って挑戦していってほしいと思います。