【ロボット相撲プロジェクト】高校生ロボット相撲全国大会2024 経済産業大臣賞 受賞
結果:
ラジコン型において土屋 陸(2-18)、河野 創太郎(2-19)ペアが準々決勝まで勝ち上がりベスト8、今大会で技術的に最も優れたロボットに与えられる経済産業大臣賞1席に選ばれ、3度目の受賞に輝きました。
〇高校生の部(ラジコン型)
ベスト8
経済産業大臣賞:土屋 陸(2-18)、河野 創太郎(2-19)
生成AIを活用し、モーター制御プログラムを改良した。心臓部であるモータードライバーは
PICマイコンをアセンブリ言語で制御している。これまでの長文コードをAIにより簡潔に修正し、これまでのエラーコードが解決した。
生徒たちは今回の受賞で新しいことにチャレンジ精神で挑み、成果を得られたことは、これからの人生の糧に必ずつながることでしょう。
今週末12月7、8日には国技館で行われる全国大会・世界大会に望みます。
生徒コメント
土屋 陸さん(2-18・甘木中学校出身)
今回、高校生ロボット相撲全国大会ラジコン型3kg級の大会で、ベスト8位に入賞できて、さらに経済産業大臣賞にも選ばれて、とても嬉しく思います。
このような結果が出たのも、日頃からロボットの整備や改良、安定性の確保に時間を費やしてきたのと、これまでお互いに切磋琢磨してきたチームのみんなのおかげだと思います。
ロボットに何かトラブルが起こると、チーム全体で問題を解決し、何がいけなかったのか、何をしたらそうなったのかなどを全体で共有し、トラブルの再発を防止してきました。
さらにAIを駆使し、プログラムのバグを取り除くなど、新しいことに挑戦したからこそ、このような結果が出せたと思います。僕自身もロボットの安定性や、操作技術を身につけることに力を注いでいたので、その成果が本番で発揮できてよかったです。来年は優勝を目指して頑張ります。
河野創太郎さん(2-19・新宮中学校出身)
今回の大会は補助員として出場しました。大会まではマシーンの整備や練習などサポートに徹しました。また、1、2回戦の対戦相手の戦い方やマシーンの特徴などをアプリにまとめ、研究し情報を共有して準備を重ねてきました。
そして大会当日は土俵が傷ついてないかの確認や試合の進行度合い、次の対戦相手の確認をしました。大きな怪我や事故が起きることなく落ち着いて大会に臨むことができました。大会は惜しくもベスト8でしたが操作員のマシーンが安定して特に大きな損傷もなく戦えており安心しました。大会まで整備や練習を協力してやってきた成果がでたと思うので嬉しかったです。
また、生成AIを採用したチャレンジが評価され経済産業大臣賞をいただけたことは、今後の取り組みの励みになりました。
この経験を進路活動などにも活かして行きたいです。
大会動画は公式YouTubeチャンネルでご覧いただけます。
[高校生ロボット相撲全国大会2024]
https://robot-sumo.jp/competition-77304b74-ebd4-4c1e-b086-75886f41bcba