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令和5年度I-GIP 全国大会報告

I-GIP(inochi Gakusei Innovatorsʼ Programの略)は中高生・高専生対象のヘルスケア課題解決プログラムです。

毎年決まったテーマに約5ヶ月間取り組み、課題と解決策を競います。

 

令和5年度は、

松﨑 葵彩さん(2-1・粕屋中出身)

美浦 紗妃さん(2-11・古賀中出身)

の2名が全国大会に出場しました。

 

この年のテーマは「SAS(睡眠時無呼吸症候群)への課題解決」でした。

全国の応募校数91校、応募チーム数171チーム、応募者は519名の中から様々な取り組みの結果、全国大会での発表チーム12校に選出されました。

 

研究内容は、「SASと中高生、特に、SAS治療における学力の変化の可能性の研究」です。社会的に実装可能になるような研究になればと3年生になった現在も活動を続けています。

生徒コメント

松﨑 葵彩(2-1・粕屋中学校出身)

父が睡眠時に大きないびきをかいており、一時呼吸が止まっている症状が見受けられるため、睡眠時無呼吸症候群(SAS)ではないかと考え、SASについてのプロジェクトを行ってるI-GIPに応募しました。

自分で課題を設定し、解決策を模索する事は初めての経験で、課題解決の糸口が見つからない事が多く苦戦しましたが、私たちの力で解決できる手段を見つけた時は、苦戦した時の苦い思い出より喜びの方が大きかったです。

私たちの設定した課題は、解決まで時間がかかりますが、医者でもない高校生の私たちができる最大限の行動を起こすことができると知った今、SASで苦しんでいる人を救うべく、社会実装を目指し、活動していきます。

生徒コメント

美浦 紗妃(2-11・古賀中学校出身)

私はi-GIP KYUSHU 2023に参加しました。初めは何気ない気持ちから参加したのですが、6ヶ月間課題と真剣に向き合うことでとても良い経験となりました。

i-GIPに参加する中で、医療知識のない私たち高校生にも救える命があるということを実感することができ、将来の夢への一歩が踏み出せたと思います。

また、大学生のメンターの方とのメンタリングや他のチームの高校生と交流を行うことで、自分の知識を深めることや、コミュニケーション能力を向上させることができました。

このプロジェクトでしか経験できないこともたくさんあり、自身を大きく成長させることや、同じ強い思いを持った仲間に出会えるきっかけになると思います。ぜひ参加してみてください!

2024/05/02 活動紹介
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