新着情報NEWS

第67回入学式 学校長式辞を公開しました

式 辞

本日ここに福岡工業大学附属城東高等学校、第六十七回入学式を挙行できますことを心より嬉しく思います。

また、学校法人福岡工業大学理事長をはじめ、役員各位、同窓会、PTA、そして地域の皆様方には、多数のご臨席を賜り、厚く御礼申し上げます。

保護者の皆様、この度は 誠におめでとうございます。お子様方は本日、高校生としてのスタートを切ることとなりました。高校での三年間は、新たな出会いを繰り返す中で、生き方を考え、選び、「次なる時代を切り拓く力」を身につける期間です。この非常に大切な期間を共に過ごすことへの喜びと責任の大きさを、我々教職員一同、改めて感じております。本日から始まる教育活動に全力を挙げてまいります。より充実した教育活動を行うには、生徒と教職員、そして保護者の皆さまの連携が欠かせません。本校ではこの三者を「チーム城東」と呼んでいます。同じ「チーム城東」の同志として連携していけますよう、皆さまのご理解とご協力をお願い申し上げます。

六百六名の新入生諸君、入学おめでとう。

君たちと、その保護者の皆様を 「チーム城東」の 新たな仲間として迎えることができ、心から嬉しく、そして頼もしく思っています。

新入生登校日に、皆さんに「山に登る」話をしました。私は、「山に登る」ことを、「なりたい自分をイメージして、そうなるために必要なことを実行する」過程だと解釈しています。

城東高校は、福岡市内で唯一、普通科と工業系の学科を併せ持つ学校です。難関大学への進学に向けて勉学に励む生徒や、高度な技術を身につけ、多くの資格を取得し、ロボットやプログラムを開発する生徒たちがいます。また、全国大会・世界大会に向けて部活動に励む生徒、国際交流や海外での学びに力を入れる生徒、企業と連携し、新たなビジネスを模索する生徒もいます。皆、それぞれの得意分野で「山の頂上」を目指して思う存分、 力を発揮する場が、この城東高校です。生徒たちの力が集まることで、信じられないような 相乗効果が生まれ続ける、そんな学校です。

「山の頂上」も、そこに登っていくルートも、一つではありません。コースの数だけ、クラスの数だけ、生徒の数だけ、それがあるのです。だからこそ、城東でしか出会えない仲間がいる、城東でしかできない事がある、と我々は信じています。

そして、教職員と保護者は、生徒一人ひとりの頑張る姿、チャレンジする姿から大いに刺激とパワーをもらい、そのパワーを生徒たちへ還元していきます。そんなエネルギーの集合体が「チーム城東」なのです。

この城東高校で、それぞれの頂上をめざして、歩みをとめることなく、ともに登っていきましょう。

三年後、皆さんが、一人ひとりの頂上に近づき、今よりも高いところから、広く世界を見渡すことができる、そんな日が訪れていることを願い、信じて、式辞といたします。

令和六年四月八日
福岡工業大学附属 城東高等学校
校長 佐 伯 道 彦

2024/04/09 行事
< 前の記事     一覧へ     後の記事 >
ページトップへ戻る