【課題研究授業】第32回(2023年)マイクロマウス九州地区大会 全日本大会進出
結果:
<ロボトレース部門>
松本天斗(3-17・舞鶴中学校出身)完走、全日本大会出場権獲得
中尾政也(指導教員)3位入賞、全日本大会出場権獲得
課題研究授業の一環で、技術力向上と授業の研究のため本校から2名が参加しました。
今回の参加者は大学生、専門学生、大学の先生や社会人(ロボット系の企業の方)などが混在する一般の大会で奮闘、全日本大会への出場権を得ました。
1979年に米国で始まり、日本では1980年より全日本マイクロマウス大会が毎年開催されている草分け的なロボット競技会です。マイクロマウスの大会は三部門で構成されており、マイクロマウス競技という参加者自らが作った自立型ロボットが自律的に(自分の力だけで)迷路を探索し、 ゴールまでに達する最短時間を競う競技(名刺の半分くらいのサイズのロボットです)やクラシックマウス競技というマイクロマウスの大きい版のロボット、ロボトレース競技というロボットに定められた全長60m以内の周回コースを走行させ、自律操縦の巧みさとスピードとを競う競技からなります。
生徒コメント
松本天斗(3-17・舞鶴中学校出身)
私はマイコンカーラリープロジェクトという部活動に所属しており、そこでマイコンカーというライントレースロボットを製作しました。この活動を通してライントレースについてとても興味を持ちました。今回の課題研究では小型マイコンカーであるマイクロマウスについて着目し、その中のロボトレースという競技に挑戦しました。
新たな試みということもあり、分からないことも多くありましたが、試行錯誤を繰り返すことによって無事に完走し、全国大会へ出場する権利を得ることができました。全国大会では今回使用した機体では到底敵わないということは分かっているので、機体の設計やプログラムを見直したりして、全国大会に挑戦してみようと思います。
この経験を今後の活動に活かしていきたいと思います。
指導教員コメント
中尾政也
今回、課題研究の一環でマイクロマウス九州地区大会に生徒とともに参加し、3位入賞と全日本大会への出場権を得る事が出来ました。
課題研究を通して、新しい技術への挑戦と自分自身のスキルアップを目指したいと考え、ロボトレーサーを自作し大会へ出場しました。大会への参加は、生徒の課題研究の成果としてとても良い経験となり、自己研鑽の良い機会を頂く事ができ、とても刺激を受けました。今後の授業や部活動に今大会で得たものを活かしていきたいと思います。