オンラインによる教育活動・生徒支援の実施について(連絡)
保護者および生徒の皆様へ
福岡工業大学附属城東高等学校
校 長 佐伯 道彦
オンラインによる教育活動・生徒支援の実施について(連絡)
4月7日の緊急事態宣言を受け、5月6日まで臨時休校の措置をとっておりますが、現段階においては、臨時休校措置の再延長、学校再開後の第2波・第3波による再度の臨時休校措置などの事態も想定されます。
一方で、臨時休校が長期化しているために、生徒の皆さんに対する学習指導や生活指導などが十分にできていない現状もあります。
そのような状況に鑑み、本校としましては、生徒の皆さんの健康と安全を第一としながら学業の機会を保障するために、ICT機器を用いたオンラインによる教育活動と生徒支援が不可欠であると判断いたしました。教育活動と支援の具体的な内容については以下の通りとし、段階的に実施してまいります。
この未曾有の難局を乗り越えるために、生徒の皆さんおよび保護者の皆様、そして本校教職員の連携と協力が必要です。今後とも、本校の教育活動へのご理解とご協力を切にお願い申し上げます。
1.オンラインによる教育活動と生徒支援 第1段階
Microsoft Teams(以下Teamsと略)を用いた、定時のホームルームや個別面談等の実施
生徒の皆さんの生活リズムを整えるために、Teamsのビデオ会議機能を活用して、朝昼の定時に担任または副担任がホームルームを実施します。また、進路相談等の個別面談も実施します。
2.オンラインによる教育活動と生徒支援 第2段階
『スタディサプリ』を用いた、学習支援の実施
自宅での学習の一助とするために、リクルートマーケティングパートナーズの協力を得て、学校全体でオンライン学習教材『スタディサプリ』を導入します。臨時休校期間中の課題で
解けなかった問題を解決したり、今後の対面授業再開に向けて教科担任から指示される内容の確認に利用したりしてください。登録方法などの詳細は別紙資料をご確認ください。
なお、本年度の導入に係る費用については、保護者の皆様にご負担をいただくことは一切ありません。
3.オンラインによる教育活動と生徒支援 第3段階
Microsoft Stream(以下Streamと略)やTeamsを用いた、授業配信の実施
対面授業の代替として、教科担任によるオンライン授業を行い、学習指導計画に基づいて授業を進めていきます。初期段階では、すべての授業に対応できないかもしれませんが、教職員一同日々研鑽を積み、コンテンツの量や授業の質を充実させていきたいと考えております。
また、先行してオンライン授業に取り組んでいる高校との情報交換を密に行い、他校の事例を参考にしながら、本校のオンライン授業の在り方を模索し、できるだけ多くのことができるよう努めてまいります。
4.オンラインによる教育活動と支援に関する留意事項
① インターネット利用による通信料についてはご家庭でのご負担となりますので、Wi-Fi環境下でのご利用を推奨いたします。通信環境の準備については、2020年4月現在、NTTドコモ、au、ソフトバンクなどの主要通信キャリアが、生徒の学習支援として、通信料の一部無償化などのサービスを提供しています。詳しくは契約先の通信会社のサイトをご確認ください。
② 4月22日より、一斉メール「Sigfy」を用いて、生徒の皆さんとご家庭のインターネット環境および周辺機器の整備状況等を把握するための調査を行ってきました。ICT環境が整っていない生徒の皆さんへの支援については、今後早急に対応して参りますので、今しばらくお待ちください。
まだまだ先行きが不透明で、生徒の皆さんや保護者の皆様にはご迷惑とご心労をおかけしておりますが、以上の教育活動と生徒支援が一日でも早く実現できるように教職員一同準備を進めてまいります。
令和2年4月28日13:00掲載