H29年度 高大連携課外授業 i-STEM 修了式
H29年度 高大連携課外授業 i-STEM 修了式が行われました。
i-STEMについて
i-STEMとは、I=Information(情報)、S=Science(科学)、T=Technology(技術)、E=Engineering(工学)、M=Mathmatics(数学)からなる、福岡工業大学独自の高大連携教育の一つです。大学生が高校生に授業を行い、専門的な知識と技術の深化を目指します。大学生と交流しながら、さらに上のステージでの学びを体験できる貴重な機会となっています。
今年度で3年目となるi-STEMは、開催の回を重ねるごとに振り返りと次年度への教材改善を重ねており、進化を続けている注目の取り組みです。
内容
高校生は本校2年生の電気科・電子情報科スペシャリストコースより16名が参加、4班に分かれ、I=Information(情報)、S=Science(科学)、T=Technology(技術)、E=Engineering(工学)、M=Mathmatics(数学)の全ての講座を2日ずつ受講します。講座は大学の各研究室の協力により開催され、教材準備から指導まで全て大学生によって行われます。
高校生にとっては、高校の授業で学んでいることが今後の学びでどう生かされるかを知る機会でもあり、より高度な研究や実験を通して大学での学びを肌で感じることができました。また、大学生との交流において、進路について相談したり、雑談で得た何気ないアドバイスがこれからの目標設定や取り組みのヒントになったという生徒もたくさんおり、学びだけにとどまらず大変有意義な講座となったようです。
大学生にとっては、i-STEMを通じて、教材研究や指導という別の角度から自分たちの研究を振り返る貴重な時間となったようです。忙しい中、時間を惜しまず準備と開催にご協力いただきありがとうございました。
今回は最終回として、大学生の各チームからの振り返を含めた発表と交流会、最後に高校教員と大学教員より総括があり、今年度の活動を締めくくりました。