科学部夏季研修会
さてさて、夏本番!ということで、8月3日~5日九州大学アクアフィールド水産実験所にて科学部夏季研修会を行いました。
科学部員20名が参加、九州大学教授直接ご指導の下、以下の研修を行いました。
<干潟での生き物調査>
8月3日出校日のあと出発し、九州大学農学部助教の鬼倉先生ご指導のもと「干潟の生き物調査」を行いました。
干潟には天然記念物の『カブトガニ』や『クロメダカ』など絶滅危惧種のものも数多く生息しており生徒たちは鬼倉先生や大学院生の話を注意深く聞いていました。
干潟実習の様子
<海洋実習>
4日の午前中には九州大学が保有している実習船「わかすぎ」に乗船させていただき、津屋崎沖にでて『ナメクジウオ』や『ブンブクチャガマ』の捕獲を行った。他にも『カレイの仲間』など昨日とは違った生き物を観察することができました。
海底から引き揚げたものの中から生き物を探しています。
<地引き網>
4日の午後、水産実験所から徒歩3分程度のところで鬼倉先生と大学院生に小型地引き網をせちしていただき科学部の研究対象である『ウミホタル』の生息域の生き物調査を行った。ここでは小型のエビ類や『ニホンウナギ』、『ゴンズイ』『コウイカ』などがとれました。
網を引っ張っています。網の中から生き物をかき分けて探し水槽にいれているところです。
<研究所内見学後の挨拶>
5日には研究所内を所長でもある吉国教授に案内していただき、研究所内の飼育水槽の様子や最先端の分析機器をみせていただきました。
参加した生徒たちを代表して部長の2年5組田原君は、「僕たちが研究しているウミホタルの住んでいるところの様子や、船での実習など普段体験できないような大変貴重な体験をさせていただきありがとうございました。今後今回の実習の成果をまとめ県大会に向けてがんばっていきます。」と話していました。