みちくさポレポレ

ロボット相撲九州大会

 

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みなさんこんにちは、今日は先日、本学FITアリーナにて行われた『第29回全日本ロボット相撲大会 九州大会』の様子をご紹介します。

九州・沖縄各地から約160台のロボットが集結し、全国大会を目指して熱戦を繰り広げました。
強豪ぞろいの中、本校のロボット相撲プロジェクトからも参加し、全国大会への切符を手にしました!

 

出場は福岡工業大学を含む以下のロボットです。

<全日本の部>一般の団体も参加
福岡工業大学モノづくりセンターから
自立型 5台
ラジコン型 6台

城東高校から
自立型 4台
ラジコン型 9台


<高校生の部>高校生のみ参加

自立型 2台
ラジコン型 2台

 

さて、ロボット相撲とは、自作したロボットを土俵上で戦わせ、相手のロボットを押し出した方が勝ちとなる競技です。

土俵は直径約1.5mの鉄製です。

 

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ちなみに、本校教員です。運営と審判をつとめます。

 


ロボット相撲には自立型とラジコン型の二種類があります。

 

自立型とは、ロボットにプログラムを設定し、センサーとプログラミングの組み合わせで、相手の動きに合わせてロボットが動きます。白線センサーにより土俵際の粘りをみせたり、相手のセンサーをまどわせたりする戦略などもあって見応えがあります。

ロボットは「はっけよいのこった」と言った瞬間にスイッチを入れ、5秒後に始動するというルールがあります。
これは、操縦者がロボットから離れる時間を決めてあるものであり、ロボット相撲の迫力と激しさがわかります。

 

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手に握っているのがスイッチのリモコンです。左が城東のロボットです。

 

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右が城東のロボットで、規格内の大きさに格納されたアームは、勝負が始まると開く仕組みになっていて相手のロボットをガードします。

 

ラジコン型とは、コントローラーを使って操縦者が自在にロボットを操り、勝負します。
こちらはロボットの性能だけでなく、操縦者の瞬時の判断とテクニックが必要です。

 

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「はっけよいのこった!」

 

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押し出しの瞬間です。奥の城東高校のロボットが手前の相手のロボットを押し出し、勝ちました。

 

城東高校のロボット相撲プロジェクトは、今回の全国大会出場を決めたことで、創部以来14年連続全国大会出場となります。
平成24年度の大会では見事全国大会優勝の栄冠を勝ち取ったこともあるんですよ!

 

昨年度は本校より女子生徒2名が、高校生全国大会(ラジコン型)において大会初の女性操縦者として全国大会へ出場しました。
さらに、彼女たちは今大会で技術的に最も優れたロボットとして選考され、経済産業大臣賞1席に選ばれました。大臣賞は競技の優勝と同等に、技術面での日本一を賞するものであり、大変誇らしいものです。

写真は昨年度の様子

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ロボット相撲プロジェクトには長い歴史があり、後輩は先輩から技術と礼儀を学び、卒業生は巣立った後も、進学後に手に入れた新たな知識や技術を教えに来てくれます。

 

ロボット相撲をまだ見たことのない方、ぜひ一度ご覧になって見てください。
世界も驚く驚異のスピードとパワー、そして技術が激しくぶつかる、スゴい世界です!

 

今年は、すでに全日本の部関東大会及び中国大会において、それぞれ1台が入賞しており、城東高校からは計4台のロボット力士が全国大会へ出場します。

優勝目指して頑張ります!

 

 

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今日もいいことあるカモ〜〜yes

 

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2017/11/10
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