城東高等学校

環境活動

2016年 環境活動報告

基本理念


本校は,「めざす学校像」「めざす教師像」「めざす生徒像」の具現化を図るため,環境問題が重要テーマのひとつであると認識しています。
教職員が率先し地域及び地球規模での環境保全の重要性を深く認識,行動するとともに,環境にやさしい心と,環境問題に対し積極的に行動できる能力を身に付け,志を持ち,社会に貢献できる生徒を育成するため,教科の学習のみならず,さまざまな学校生活を通じて環境教育を行います。

 

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環境方針

1.本校独自の「教育的環境マネジメントシステムE-EMS)」を構築し,その継続的な改善を推進し,汚染の予防に努める。
2.本校内の環境影響評価に基づき,環境負荷を軽減するための「環境目的・目標」を設定し,定期的に見直しをおこなう。
3.この環境方針は文書にて,全教職員及び常駐取引先に周知するとともに,環境保全活動を自主的にとりくみ・生徒への環境教育を推進できるように研修を行う。
4.E-EMS の運用にあたっては,法的及び同意するその他の要求事項を順守する。
5.学校教育活動のあらゆる面において,省資源,省エネルギーと資源のリサイクルにとりくむ。また事務用品においてはグリーン購入を導入する。
6.環境保全に関する活動を通じて,情報を発信するとともに,地域社会との共生を図り,環境方針はホームページや学校紹介パンフレット等で広く公開する

 

はじめに

本校が学校生活のさまざまな場面に環境教育を取り入れるようになって,12年の歳月が過ぎ今年は13年目の年を迎えようとしております。本校生の一年間の環境活動をまとめたこの「環境活動報告書」も12冊目になりました。
平成16年にISO14001(環境マネジメントシステムの国際規格)を認証取得し,これを6年間継続する中で,福岡市ごみ減量再資源化優良事業者表彰最優秀賞受賞,福岡市環境行動賞学校部門優秀賞受賞,福岡県環境保全功労者知事表彰,全国高校生エコアクションプロジェクト九州大会出場など数多くの成果をあげることができました。さらに平成22年度からは,校内の環境マネジメントシステムをISO14001から本校独自のシステムに切り替えての運用が始まり,高等学校での環境マネジメントシステム構築の先駆的な例として外部からも注目されています。
日々の学校生活においては,ペットボトルの解体・分別処理,古紙の回収リサイクルを始めとして,ゴミの22分別等の省資源・省エネルギーへの取り組みがごく自然にできるようになりました。また,12年前の記録を比べて生徒一人当たりのごみ排出量が約2割減,都市ガス使用量も約2割減と地球温暖化防止への貢献ができたことは生徒の大きな自信となりました。「城東高校=環境教育」との外部評価も徐々に定着してきたように思われます。
今年度も生徒会環境委員会では環境集会の充実,毎日の省エネルギー活動の工夫,環境美化活動での「もくもく掃除」等の取り組みを推進しており,教職員も生徒と共に環境活動に取り組み,最大限のサポートをしようと張りきっています。この環境活動報告書が,本校の環境に対する取り組みの理解を深めて,地球温暖化防止・環境保全の一助となることを願っております。
(環境管理責任者 坪井 峯生)

 

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(2010年福岡市パンフレットより抜粋)

 

E-EMS(教育的環境マネジメントシステム)への取り組み(平成27年度分)

ホームルーム活動

・毎日の清掃・美化活動に取り組み教室の学習環境を維持した。もくもく掃除を合言葉に,全員で心をひとつにして清掃に取り組む姿勢を目指した。美化チェックの評価が全体的に向上している一方で,まだきちんとできていない箇所があり,清掃時間中に他の事をしている生徒もたまに見られる。私物の整理整頓や教具の持ち帰りも同様で,全体が概ね良好な中で一部に問題点がある。
・一人1POTのトイレ掃除を2週間交代でおこない,責任感と環境意識を高めた。
・全ての教室で室温の記録とエアコンの管理に取り組み省エネに努めた。前年度に比べて約5%の使用量削減を実現した。
・全ての教室でPETボトルや古紙の分別回収やごみ減量に取り組んだ。一部に紙類の混入や分別していない資源ごみの投棄があった。
・各学年のLHRで環境学習をおこなった。


生徒会活動

・年間5回の環境ボランティア活動を実施し,延べ500名の生徒が参加した。特に和白干潟の清掃活動に継続的に取り組んだ。また立花山登山道の清掃は11年間以上継続している。今年も約100名の生徒が清掃登山に参加した。
・ラブアースクリーンアップ2015に約110名のボランティア生徒が参加し海岸清掃に取り組んだ。
・全生徒参加の「環境集会」を開催し本校の環境活動の歩みを全員で確認した。また九州大学の牧原正記氏を講師に迎えて水素エネルギーについて講演会を開催し,次世代エネルギーについての学習を行った。
・生徒会環境委員会の生徒が中心となり放課後の美化チェックや,総合ステーションでのゴミの分別指導・計量等をおこなった。
・生徒が12年前から集めた枯葉から腐葉土を作り環境菜園や花壇で肥料として活用した。
 

授業・教務

・総合的な学習で「環境講座」を実施し70名の生徒が受講した。
・保健体育,工業,現代社会,理科など各科目の中で環境教育をおこなった。
・紙の両面印刷や,掲示教育,校内ネットワークを利用したペーパーレス化を推奨して印刷用紙の削減に努めた。
・生徒の20時完全下校や自習場所の設置を奨め,省エネルギー活動に努めた。

 

保護者(PTA)

・体育祭や文化祭などの学校行事で保護者と協力して省資源に配慮したジュース販売やリサイクルマーケットをおこなった。
・PTA総会で全保護者に「城東高校環境活動報告書」を配り本校の環境教育への理解を広めた。


教職員

・印刷室や給湯室,職員更衣室を整理しアメニティ向上に取り組んだ。
・20時にライトダウンをおこなうムーンライトデーを毎月1回設定し節電に努めた。
・職員室でのごみ22分別を当番制で実施した。
・不要になった文房具や事務用品を回収・共用して資源の削減に努めた。


事務室

・環境に配慮したグリーン購入を推進し達成率70%台を維持した。
・福岡工業大学との連携をすすめ,取引先とも環境活動への協力関係を築いた。
・環境に関する法規制の改定を定期的に点検し法令を遵守した。


広報

・本校のホームページ内の環境教育のページや環境ニュースを更新して情報を発信した。

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省エネルギー・省資源活動への取り組みの検証

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省資源・省エネルギーの結果

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省資源・廃棄物推移

 

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エネルギー推移

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生徒・教職員アンケート集計と意見(抜粋)

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生徒会(環境委員)活動の取り組み

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平成27年度の反省と次年度に向けて

 

本校が,学校生活のさまざまな場面に環境教育を取り入れるようになり12年が過ぎました。また,今年度はISO14001環境マネージメントシステムから城東E-EMSへ移行した5年目の年にあたります。活動は,前年度の反省に基づく見直し事項を課題として,継続的改善に努めてきました。環境委員の献身的で積極的なリーダーシップのもと,今年度実施した様々な環境活動は充実したものになりました。また,省資源・省エネルギーについては,生徒数が増加しているにもかかわらず,概ね目標値を達成することができました。一人ひとりの環境意識が定着した結果だと考えています。これまで12年間環境教育を実践する中で,外部団体よりさまざまな賞をいただき,励ましの言葉をいただいてきました。現状に慢心することなく,城東E-EMSの更なる充実に着手してゆきます。これからも継続的改善に努め,生徒・教職員共に環境意識と実践力を高めていきたいと考えています。次年度も,「地球環境の保全」と「心を磨く」という2つの観点から環境教育を実践していきます。次年度の課題は,「さらなる省エネ・省資源」です。日常のあたりまえに感謝し生徒の内面から湧き出る思いが,自発的な環境活動につながればと考えています。おわりに,本校の環境教育や生徒の善行に対して,地域及び他団体から高い評価をいただき,励ましのお言葉をいただいておりますことに感謝いたします。今後も全ての教育活動においてPDCAサイクルを意識し,継続的改善に努めます。

(環境事務局 事務局長 山下 浩基)

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